近年、貸しおしぼり業界を取り巻く環境は大きく変化しています。
環境問題への意識の高まり、衛生管理の重要性の増大、また、労働集約型産業には特に問題である慢性的な労働力不足など、様々な課題に直面しております。
貸しおしぼりがビジネスとして発生して約70年、これから先100年、200年と持続的な発展をするためにも、多様な働き方の導入やデジタル技術の活用により、従業員の満足度向上と共に業務の効率化を図ることは必須であると考えます。
幸いにも、当組合を含め全国各地では次代の経営を担う第三世代が活躍を始めております。第三世代の変化に対応する挑戦力と既成概念にとらわれない積極的な姿勢に期待しつつ、先代と第二世代の知識と経験を融合させることにより、貸しおしぼり業界の健全な発展と相互扶助の精神に基づいた協力体制の構築を目指して参りたいと思います。
組合員の皆様、推薦協力業者の皆様の益々のご発展を祈念させていただくとともに、引き続き当組合活動にご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2025年 6月 吉日
第18代 代表理事 前島鉄生